
紀元前 660 年、今から約 2600 年も前に遡ります。
⽇本書紀には初代天皇として即位した神武天皇よりも先に、
⼤和の国(今の奈良県) をすでに治めていた
饒速⽇命(ニギハヤヒノミコト)という者がいたと書かれています。
その饒速⽇命が祖先となり、
あの邪⾺台国とも関わりが深い古代⽇本から続いている家系。
物部氏は饒速⽇命の御子である宇摩志麻遅命(ウマシマジノミコト)
が起源とされています。
宇摩志麻遅命を祀る「物部神社」(島根県)は
古来より⽂武両道の神・鎮魂の神・勝運の神として崇敬されてきました。
そこで は、鎮魂祭というお祭りが盛んに⾏われています。
“鎮魂”というと魂を鎮め、とむらうと解釈されますが、
本来はその逆で、活⼒を与え・枯渇する⼈の魂を振り起こし、
衰微する魂の⽣命⼒を再⽣し復活を促す・悪いものを払い拭い去る、
という意味があります。
混沌とした時代に"鎮魂"を届け続けて行くことが血脈を受け継いだ、自らの使命であると考えております。